2009年01月

2009年01月24日

アメリカ大統領就任式

まるで現代版の「ローマ皇帝戴冠式」を見ているようだ。
勿論アメリカの大統領就任式の模様。
なんと華やかな、なんと熱狂的な。
世界中が注目した正にアメリカ帝国皇帝の戴冠式。
しかし、そんな門出の祝いとは裏腹に、ニューヨーク市場は2カ月振りの株価8,000ドル割れのニュース。
お祝い行事の興奮を尻目に市場は醒めているということか?
前途多難が予想されるオバマ新大統領、世界中の期待が集まっている。
是非、がんばって欲しい。
さて、この私の「がんばって欲しい」という今の気持ちは、オバマ新大統領への「好感」から生まれている。
好感、即ち「支持」とも言えると思う。
好感(または敬意)の持てない人を支持する人は余りいないだろう。
今がピークとも言えるオバマ新大統領の好感度と支持率、これから国民の期待にどう応えられるか、日本の多くの国民も注視して行くだろう。
片や最低レベルの支持率に見える日本の麻生総理。
訳の分からない言動が多い。
私が「訳が分からない」と感じるのも、麻生総理に好感を持っていないからだろう。
好感の持てない人の言動は、やはり支持しにくいし、とかくその言動に対し批判的になってしまう。
これが今の日本の大方の人々の気持ちだと思う。
恐らく麻生総理が居座る限り国民の多くがストレスを増やして行くに違いない。
国民にとっても不幸なことだ。
だから一日も早く、アメリカのようにスッキリした形でスタートし直したいものである。
国民の多数が尊敬し、好感の持てる賢明なリーダーの下で、国民が連帯して「未曾有の経済危機」と言われる難関に立ち向かえる国になって欲しい。
そんな日本になればいいなあ。
アメリカの大統領就任式を見て改めて感じた。

manwa at 12:00|PermalinkComments(0)clip!

2009年01月17日

国民の幸せ

1月5日と12日号に紹介した「48年連続増収増益の伊那食品工業」の記事。
ある知り合いの社長から正月明けにメールをいただいた。
「わが社も創業以来伊那食品の寒天を使っております。
同社の会長の書かれた『いい会社をつくりましょう』という本があります。
よかったら参考に読まれませんか?」という内容。
早速本をお借りして読んでみた。
「目から鱗」というか、読んで驚いた。「こんな会社が実際にあるんだろうか?」というのが正直な感想。
「企業が第一に考えるべきことは、働く人の幸福です。
企業の目的は、社員を幸せにすることを通じて、いい会社をつくり、社会に貢献することです。
社員を幸せにするという会社の目的を忘れてしまうと、目先の数字、目先の利益を優先する経営になり、幸せは二の次、三の次となってしまうのです。
会社にとって、利益も成長も手段です。
目的と手段の取り違えが、大きな混乱のもとになります」(塚越寛著「いい会社をつくりましょう」)。
要するに「金儲け」を目的に会社経営をするなということ。
社員が幸せになるために会社経営をするのが「本来あるべき姿」であると著者は主張。
この主張に所詮理想論だ、きれい事だと感じる人も多いだろうと思うが、リストラが当たり前の今のご時世、人件費を「費用」としか見られない経営者に対して、人件費は企業の「目的」だとする伊那食品の経営理念は改めてこれまでのアメリカ式経営の問題点を考えさせられる。
企業は社員の幸せのため、そして国家は国民の幸せのためにあるとするなら、問題の定額給付金の議論も簡単。
2兆円を国民の幸せのために遣おう。
2兆円あれば年収200万円で100万人を雇用することができる。
これが国民の幸せを目的とした活きた税金の遣い方だと思うが?

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2009年01月10日

リストラ

リストラしか無いのか?
業績の悪化を見込む大手企業がバッサバッサと従業員のクビを切る。
勿論会社本体が危なくなる前に、事前に防衛策を講じるのは仕方がない面もある。
しかし、トヨタやソニー、キヤノンほどの大会社、言わば社会の公器に近い組織体がこんなに簡単に従業員を解雇することが果して許されるのか?正に契約社員や期間社員をモノ扱い、ただの道具としか見ていない。
人間とはこんなに軽いモノか?

ともあれ、これからもっと深刻になる失業者問題は、過去に誰も経験したことが無い大変な事態になるだろう。
政府も認めている「100年に一度の危機」と。
即ち、これまでの常識が全く通用しない混乱状態に陥るということ。
じゃあどうするか?
一つ提案がある。
近頃経団連の御手洗会長自らも提案している「ワークシェアリング」である。
果たして収入減を伴うこの制度が労働者に簡単に受け入れられるかどうか難しい面もあるが、「以和為貴(和を以って貴しと為す)」価値観が今でも日本社会に残っていれば、一日も速く具体的な「ワークシェアリング」の実施を検討した方が良い。
先ずはお役所や大手企業でこの新しい雇用制度を強制的に導入させ、雇用環境をひとまず安定させることこそ、今一番大事なことと思う。
しかし問題はこれだけでは終わらない。
大手の下請けに従事して来た中小事業所、大手の生産拡大計画に併せて工場・機械の増設を行い多額の借金、勿論返済不能。大手の責任は?等々。
今回の社会的混乱で、改めて大手企業の責任の大きさ、企業が社会の公器と言われる所以がよく分かった。
しかし、今こそ政治のリーダーシップが必要なのに、未だに定額給付金などと愚策を主張する政府に果たして期待ができるだろうか?
余りにお粗末で情けなくなる。
これが4年前の衆院選で小泉自民党を圧勝させた国民の大きなツケになるのか?

manwa at 16:17|PermalinkComments(0)clip!

2009年01月01日

己丑

新年明けましておめでとうございます。
昨年9月のリーマン・ショックから世界経済の急変が続き、日本経済の悪化が連日報じられております。不安の中での新年のスタートとなりましたが、皆様いかがおすごしでしょうか。
本年平成21年は己丑の年。己(つちのと)は乱れた糸に筋を通す、即ち「悪の繁茂を剪定し、必要のない枝葉を切り落として筋道をはっきりさせる」意味を持ち、丑は「育ったものを結び、養う」、即ち「子の年に発生したものがさらに伸びてこれを整え、養うこと」の意味になります。要するに己丑の年は、サブプライムローン問題に始まったアメリカの金融危機の影響から世界同時不況と世界経済の大混乱を招き、世界的にかなり危険な年となりそうです。
今年一年、歴史に残る激動の年となりそうですが、激動とはエネルギーの満ちる状態でもあります。このエネルギーを次のステップに活かせるようお互い怯むこと無く、「Yes We Can!」の強い気持ちで前進しましょう。
本年もよろしくお願いします。

manwa at 00:00|PermalinkComments(0)clip!
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