2009年07月

2009年07月25日

議員定数削減

当萩市の市議会定数が現在の30名から26名へ、4名の減員になる。お隣の長門市では今年4月の改選で30名を20名まで減員している。

財政力の貧弱な地方の議会は、このようにどんどん議員定数を自ら減らして行く。
勿論自らとは言っても、色んな(特に市民の声)圧力があってのこと。
しかし、議員定数を減らすことが本当に市民の利益に結びつくのか、大いに疑問である。

何故なら日常的に直接市民が接する行政の窓口は市役所であり、市民が日頃目にするのも市役所の職員の仕事振り。
そうであれば一番市民の利害に関わる行政サービスの質・量をチェックする立場の議会の充実は、市民にとっては大変重要なこと。
財政面だけで議員数削減を唱えるのは本末転倒と思うし、市民が自分で自分の首を絞めているようなもの。
それでなくとも市町村合併の強行により、過疎地を抱える行政のサービス低下が現実化している中で、これ以上の議員数削減は、小数且つ末端のニーズを切り捨てる小泉改革以来の地方切り捨て政策に組することと同じ。

例えばこの萩市で、市議一人を減らしてどれだけの負担軽減になると言うのか?
それよりも市職員一人を減らす方が遥かに市財政の負担は軽くなる。
確かに「議員らしい仕事もせずに給料を貰っているだけ。
そんな給料泥棒の議員は無駄、不要」と市民が怒りを感じるのも理解はできる。
しかし、一度定数を削減すると先ず元には戻せない。
市議会定数問題は議員だけでなく市民の問題として、もっと熟慮が必要だったと思う。
それにしても遠く離れた永田町の国会議員、定数削減なんて論外、日夜充実した議会活動に励む姿は地方議会のお手本かも?

manwa at 14:00|PermalinkComments(0)clip!

2009年07月18日

いよいよ解散

いよいよ4年振りの衆議院選挙、解散とは言え任期満了日の11日前。
正に追い込まれての解散、自民党にとっては最悪?のシナリオ。
とにかく麻生総理は、自分の延命のために自分の手で解散したい一心なのだろう。
確かに麻生政権の延命にはこの方法しか無い。
「イチかバチか解散」、結果は吉と出るか凶と出るか?
それにしても8月投開票は107年振りらしい。
暑い時期の選挙戦は候補者や運動員に過酷で、お盆やレジャー時期にも重なるため、これまで避けられていたとのこと。
国民新党の亀井静香さんが言われるには、「酷暑の夏を避けないと、亡くなられる方も出るかも知れない」。

前回参議院選挙で自民党が大敗して満2年、これまで何度も解散の機会はあったはずなのに、自公民政権の延命を図るため、総理が3人も入れ替わり、国民の信を問わないまま今日に至っている。
正に党利党略、国民不在の政治。
この2年間の「国民不在の国政」は、国民にとっては大きな損失。
誰のための政治か?何のための政治か?
次の衆議院選挙の候補者には、改めて初心に帰って、しっかりと政治家の使命を思い起こして欲しい。

manwa at 14:00|PermalinkComments(0)clip!

2009年07月11日

国防

隣国の弾道ミサイル連射、いよいよ日本国として世界に向けた明確なメッセージを発する時期が来ているように思う。

「現行憲法を持ち続けているために日本は、“去勢国家”となり、国民は戦争について考えることも国を守ることも放棄してしまった。こんな国は世界に類がない。そして、日本は好むと好まざるとにかかわらず、自主防衛を必要とする状況になっている(大前研一「最強国家ニッポンの設計図」)」。

北朝鮮の度重なる「威嚇行為」に対し、ただ「厳重抗議」、「経済制裁」で答えるだけで良いのか?
4日のミサイル連射も多くの国民は「またか」程度で、まるで他人事。
「アメリカの核の傘下で日本は守られているからこのままでいい、日米安保条約もあるじゃないか」と考えているとしたら、少し危険な気もするが。

大前研一氏がその著書で述べているのは「核保有は維持するのも大変だし、マイナス面も大きい。日本は国家存亡の危機に直面したら90日以内に核兵器を持つという方針と能力を示し続け、ロケットや人工衛星の技術を高めるなど、『ニュークリア・レディ(核準備国)』の技術力を常に磨いておくことが重要だ」。

しかし、この「核準備」に着手するだけでも現在の国民意識では大仕事。
先ずは憲法改正論議から始め、「国民皆兵制度」の問題や「シビリアン・コントロール」の問題等多くの難問を片付ける必要がある。
今から始めても10年や20年では結論が出ないかも知れない。
でもやはり国家の根本が曖昧では済まされまい。国家の最も重要な使命は「国民の生命、財産を守ること」ではなかったか?
拉致問題も同列にある。

manwa at 14:00|PermalinkComments(0)clip!

2009年07月04日

東国原大臣?

衆院選を間近に控え、宮崎県の東国原知事の国政への転進問題や大阪府の橋下知事の特定政党支援表明問題等々、先週は衆院選の当事者とは言えない方々の発言がマスコミを賑わした。
東国原知事の「総裁候補にしてくれるなら」という記事を見た時、「自民党もなめられたもんだ」と正直不快感を覚え、「国政も地に堕ちたな」と非常に情けない気持ちになった。

しかし、よく考えて見ると、東国原知事や橋下知事が人気を集めているのは、勿論テレビに出てくる著名なタレントという要素もあるが、二人の発言や行動が有権者に分かり易いという点が共通しているように思う。
確かに二人の政治手法は時には軽薄で思慮浅いこともあるが、有権者から見れば、間違った時は直ぐに誤るし、その単純明快な点に好感が持てるのだろう。
即ち、二人の知事は有権者とのコミュニケーション能力に長けていると言える。
片や国政を見れば、麻生総理を筆頭に、その発言・行動がほとんど有権者の胸を打つことが無い。
有権者から見れば、「一体総理は何を考えているのだろう?」、「一体何をしたいのだろう?」という疑問しか感じないのではなかろうか。
即ち、このコミュニケーション能力の低さが支持率低下につながり、多くの有権者の政治不信を招いているのだと思う。勿論、麻生総理一人でなく、ほとんどの閣僚がそうだし、野党の党首にも言えることだ。

恐らく長く永田町で生活すると、霞ヶ関の官僚と同様に、自分と自分の所属する組織の利害に沿った生き方しかできなくなるのだろう。
そういう意味からも、国政で働く議員は世襲を禁じて、その血をどんどん入れ替えた方が国民のためになるのかも知れない。
東国原○○大臣でも今よりベターかも?

manwa at 15:33|PermalinkComments(0)clip!
ご案内
事務所紹介


山口県萩市東田町12番地

ジョイフルポルタ2F(萩ロータリークラブ隣り)

TEL:0838-21-1033

FAX:0838-22-1525

メールはこちらへ

 

自慢の応接室です
自慢の応接室です



経営理念

私たちは、中小企業のホームドクターとして、人事・労務・財務を中心とした経営コンサルテーションを通じて、顧客企業の経営体質の強化とそこに働く人々の福祉の向上に寄与することにより、真に豊かな社会づくりに貢献します

そのため、スタッフひとりひとりの自己成長と自らの事務所〔会社〕の安定的発展を図り、質の高いサービスを提供するよう努力します

グローバル且つローカルな視野でダイナミックに行動する地方発のキラリと光る事務所、それが私たちのモットーです




業務案内

■人事・労務・財務コンサル

解雇問題、労働基準法にかかわる様々な労務問題、給料・賞与・退職金・割増賃金など、賃金にか かわる問題、安全衛生の問題、変形労働時間等の労働時間、社会保険に関する諸問題、そして財務内容の改善問題....等、人事・労務・財務に関する様々なコンサルティングを行ないます。

■メンタルヘルス・マネジメント

企業の社会的責任(CSR)、法令遵守、リスクマネジメントといった視点と、労働者が心身ともに健康で、生き生きと働くことのできる職務満足感、労働生産性の視点からメンタルヘルス・マネジメントを円滑に推進できる体制づくりをお手伝いします。社員のストレスチェック、職場の状況判定、個人面談等によりきめ細かいサービスを実施。職場の風通しを良くするための「傾聴研修」も行います。

■就業規則等の諸規程

就業規則、給与規程、退職金規程、出張旅費規程、慶弔見舞金規程、育児・介護休業規程、パート タイマー規程、機密保持規程、社有車管理規程、マイカー管理規程、その他諸規程又は運営細則の作成指導を行ないます。

■労働保険・社会保険の手続代行

労働保険(労災保険・雇用保険)に関する諸手続
労災給付、休業補償、障害補償、遺族補償、通勤災害、第三者行為災害、入社・退社手続、離職票 、高年齢雇用継続給付、育児・介護休業給付等の諸手続
社会保険(健康保険・厚生年金)に関する諸手続き
入社・退社・扶養者の手続、出産・死亡・の各種給付、傷病手当金、高額療養申請、老齢年金、障害 年金、遺族年金等の諸手続

■給与計算代行サービス

月例給与計算業務、賞与計算業務、年末調整業務の3つの基本業務と銀行振込依頼書作成サービ ス等提供致します。

■各種助成金申請

特定求職者雇用開発助成金、継続雇用定着促進助成金、基盤人材確保助成金、介護基盤人材確 保助成金、トライアル雇用奨励金、育児休業関係助成金、パートタイマー助成金、重度障害者介助等 助成金、受給資格者創業助成金、高年齢者等共同就業機会創出助成金 他