2021年03月
2021年03月27日
おもてなし
近頃毎日のように耳にする「接待」。
広辞苑第七版によれば、「接待」とは客をもてなすこと。
また「持て成す」とは相手が喜ぶように気を配る。歓待する。御馳走する、とある。
ウィキペディアでは
「おもてなしとは、心のこもった待遇のこと。顧客に対して心をこめて歓待や接待やサービスをすること」とある。
さてこの接待と持て成し、今度は総務省に続き、文科省でも問題が表面化している。
利害関係のある業者からの「おもてなし」が、果たして「見返りを求めない」接待であったのか否か。
しかし、誰が考えても業者から受ける接待・御馳走が、何ら「見返りを求めない」、「純粋な」接待・御馳走とは思えないだろう。
そもそも役人を持て成す会食の主催者には、相応の目的があるはず。
元検事の落合弁護士は、11日の『ABEMA Prime』に出演して、次のように説明しているそうだ。
少し長いがご紹介する。
「“接待”とは、“もてなす”ということだ。完全な割り勘であれば“もてなした”“もてなされた”とは言えないが、一方が払い、もう一方が払わない場合、さらには一方が10のうち8、もう一方が2を払った場合は“もてなし”になるだろう。また、会合の性質にも色々なものがあると思うが、会話の中身よりも、それによって公正な職務を害するような実態があったかどうかということが問題であって、“意見交換だったから接待ではありません”ということにはならない」と。
そもそもこの「おもてなし」、本来なら東京五輪の国内外のお客様への純粋な接待で発揮する予定だったのが、いつの間にか灰色の接待に変換してしまった。
さぞ滝川クリステルさんもお嘆きだろう。
まんわ経営労務ホームページ
https://www.manwa55.net/
広辞苑第七版によれば、「接待」とは客をもてなすこと。
また「持て成す」とは相手が喜ぶように気を配る。歓待する。御馳走する、とある。
ウィキペディアでは
「おもてなしとは、心のこもった待遇のこと。顧客に対して心をこめて歓待や接待やサービスをすること」とある。
さてこの接待と持て成し、今度は総務省に続き、文科省でも問題が表面化している。
利害関係のある業者からの「おもてなし」が、果たして「見返りを求めない」接待であったのか否か。
しかし、誰が考えても業者から受ける接待・御馳走が、何ら「見返りを求めない」、「純粋な」接待・御馳走とは思えないだろう。
そもそも役人を持て成す会食の主催者には、相応の目的があるはず。
元検事の落合弁護士は、11日の『ABEMA Prime』に出演して、次のように説明しているそうだ。
少し長いがご紹介する。
「“接待”とは、“もてなす”ということだ。完全な割り勘であれば“もてなした”“もてなされた”とは言えないが、一方が払い、もう一方が払わない場合、さらには一方が10のうち8、もう一方が2を払った場合は“もてなし”になるだろう。また、会合の性質にも色々なものがあると思うが、会話の中身よりも、それによって公正な職務を害するような実態があったかどうかということが問題であって、“意見交換だったから接待ではありません”ということにはならない」と。
そもそもこの「おもてなし」、本来なら東京五輪の国内外のお客様への純粋な接待で発揮する予定だったのが、いつの間にか灰色の接待に変換してしまった。
さぞ滝川クリステルさんもお嘆きだろう。
まんわ経営労務ホームページ
https://www.manwa55.net/
2021年03月20日
コミットメント
私の大事な座右の書に「影響力の武器」という一冊がある。
10年くらい前に読んで、今も時々参考にする大事な本だ。
今回はこの本の中の「コミットメントと一貫性」を参考に、萩市長選挙の票読みと当落予想をやってみたい。
勿論、まじめな政治活動の一環ではなく、あくまでも票読みをゲーム感覚で楽しんでもらう趣旨だ。
これも日本国憲法で保障された「言論の自由」の一環。
さて前回4年前の市長選挙では、新人の藤道氏が13,823票を獲得して初当選した。
運動期間がわずか3カ月程度と短期間にもかかわらずの当選だった。
勝因は20年以上も市長を務めた現職に対する「批判票」が、新人の藤道氏を支持したと言われている。
野村氏は12,805票、その差1,018票。
そこで今回の投票率を前回並みの62%と想定すると、投票者数は24,982票と前回より2千票余り少なくなり、当選ラインは12,500票。
当然このラインを超えた候補者が当選することになる。
果たしてどちらの候補に勝利の女神は微笑むか。
巷では田中候補の圧勝を予想する人、或いは藤道候補の接戦勝利を予想する人と、千差万別。
そこで「コミットメントの一貫性」の出番。
米国の大統領選のトランプ支持者を見れば分かる。
いくらトランプ氏が批判されても、トランプ支持者は自分を正当化するためにも、トランプ支持は止めなかった。
一度コミットメント(確約、約束)したら、自分は正しい選択をしたと自分に信じ込ませ、周囲がどう騒ごうが、正義は自分にあると思い込む。
残念ながらこれも人間の性。
さてこの市長選挙、トランプ現象のような「コミットメントの一貫性」が、再現するのかどうか。
まんわ経営労務ホームページ
https://www.manwa55.net/
10年くらい前に読んで、今も時々参考にする大事な本だ。
今回はこの本の中の「コミットメントと一貫性」を参考に、萩市長選挙の票読みと当落予想をやってみたい。
勿論、まじめな政治活動の一環ではなく、あくまでも票読みをゲーム感覚で楽しんでもらう趣旨だ。
これも日本国憲法で保障された「言論の自由」の一環。
さて前回4年前の市長選挙では、新人の藤道氏が13,823票を獲得して初当選した。
運動期間がわずか3カ月程度と短期間にもかかわらずの当選だった。
勝因は20年以上も市長を務めた現職に対する「批判票」が、新人の藤道氏を支持したと言われている。
野村氏は12,805票、その差1,018票。
そこで今回の投票率を前回並みの62%と想定すると、投票者数は24,982票と前回より2千票余り少なくなり、当選ラインは12,500票。
当然このラインを超えた候補者が当選することになる。
果たしてどちらの候補に勝利の女神は微笑むか。
巷では田中候補の圧勝を予想する人、或いは藤道候補の接戦勝利を予想する人と、千差万別。
そこで「コミットメントの一貫性」の出番。
米国の大統領選のトランプ支持者を見れば分かる。
いくらトランプ氏が批判されても、トランプ支持者は自分を正当化するためにも、トランプ支持は止めなかった。
一度コミットメント(確約、約束)したら、自分は正しい選択をしたと自分に信じ込ませ、周囲がどう騒ごうが、正義は自分にあると思い込む。
残念ながらこれも人間の性。
さてこの市長選挙、トランプ現象のような「コミットメントの一貫性」が、再現するのかどうか。
まんわ経営労務ホームページ
https://www.manwa55.net/
2021年03月13日
PCR検査
軽い咳が続くので、かかりつけ医で胸のレントゲン検査をしてもらった。
市販の咳止めの薬を使っていたが、やはりお客さんと面談する際に、面前で咳をすると不快だろうから、取り敢えずは肺炎等の確認のためにレントゲン検査。
医師が一人で看護士3名の小さな病院。
しかし、レントゲン検査では特に異常は見つからない。
時節柄、咳をするのもはばかれるので、念のためPCR検査もやってもらうことになった。
検査当日は、他に患者さんは居なくて病院を貸し切り状態。
正直「こんな小さな病院でも検査ができるのか」と少々驚いたが、いつもと違う小さい部屋に案内されて、いつもの看護士さんの指示に従って、自分の唾液をプラスチックの試験管に貯めることに(目盛りが5の所まで)。
この唾液の検査の方が、鼻の中に綿棒を入れる検査よりコストは高いが、被験者のくしゃみによるウイルスの飛散を防いで医療者は安全とのこと。
しかし、看護士さんも余り慣れていない様子で、説明書を確認しながらの慎重な作業(医師に確認したら、この病院ではひと月に2〜3人の検査実績だそうだ)のため、結構時間がかかった。
ともあれ無事検査を終えて、「結果の方は明日の11時過ぎになるので、その頃電話して見て」と医師から指示。
予定では11時過ぎの結果判明のはずが、どういう訳か翌朝9時半に医師から電話がかかり、「結果は陰性でした」との連絡。
一応は一安心でした。
それにしても、感染しているはずは無いと思いつつも、やはり結果を待つのは、何とも言えない気分である。
なお咳については、その後市民病院のCT検査でも特に問題なし。
恐らく犯人は加湿器のカビだろうとの結論。
まんわ経営労務ホームページ
https://www.manwa55.net/
市販の咳止めの薬を使っていたが、やはりお客さんと面談する際に、面前で咳をすると不快だろうから、取り敢えずは肺炎等の確認のためにレントゲン検査。
医師が一人で看護士3名の小さな病院。
しかし、レントゲン検査では特に異常は見つからない。
時節柄、咳をするのもはばかれるので、念のためPCR検査もやってもらうことになった。
検査当日は、他に患者さんは居なくて病院を貸し切り状態。
正直「こんな小さな病院でも検査ができるのか」と少々驚いたが、いつもと違う小さい部屋に案内されて、いつもの看護士さんの指示に従って、自分の唾液をプラスチックの試験管に貯めることに(目盛りが5の所まで)。
この唾液の検査の方が、鼻の中に綿棒を入れる検査よりコストは高いが、被験者のくしゃみによるウイルスの飛散を防いで医療者は安全とのこと。
しかし、看護士さんも余り慣れていない様子で、説明書を確認しながらの慎重な作業(医師に確認したら、この病院ではひと月に2〜3人の検査実績だそうだ)のため、結構時間がかかった。
ともあれ無事検査を終えて、「結果の方は明日の11時過ぎになるので、その頃電話して見て」と医師から指示。
予定では11時過ぎの結果判明のはずが、どういう訳か翌朝9時半に医師から電話がかかり、「結果は陰性でした」との連絡。
一応は一安心でした。
それにしても、感染しているはずは無いと思いつつも、やはり結果を待つのは、何とも言えない気分である。
なお咳については、その後市民病院のCT検査でも特に問題なし。
恐らく犯人は加湿器のカビだろうとの結論。
まんわ経営労務ホームページ
https://www.manwa55.net/
2021年03月06日
落選運動
コロナ感染対策の決め手となるワクチン入手が遅れている。
そんな中でオリンピック開催などと、国民の生命を危険にさらしてまで開催する必要があるのだろうか。
それにしてもこの菅政権、一体誰のために、何をやろうとしている政権なのか。
今必要なのは、国民の生命を一人でも多く護るために、一日も早くワクチン接種を拡げて行くことではないか。
そのためにはオリンピックの延期か中止をすぐに決めて、国の全精力をコロナ収束に注ぐことが最優先だろう。
にもかかわらず、高額接待で収賄の疑念を持たれた官僚を官邸スタッフとして堂々と使おうとしたり、正に民意を軽視した傲慢さ。
しかも記者会見で少し厳しい質問が出ると直ぐに切れる「短気」さ。
どう見ても今の日本を託せるリーダーとは思えない。
「権力の恐ろしさを知らない人間が権力を振るうことほど恐ろしいことはありません」。
元裁判官で参院議長を務めた江田五月氏の言葉だ(AERAdot.)。
確かに日本では、国民が直接総理を選ぶことは出来ないが、次の選挙ではしっかりと国民の方をを向いた政権を選びたい。
そのためには、憲法学者の上脇博之・神戸学院大学法学部教授が指南する「落選運動」こそ弱者の唯一の武器になるかも知れない。
即ち「落選運動とは、政治家の問題ある言動を取り上げて“こういう人は次の選挙で落選させよう”と国民に伝える表現活動であり、憲法の言論、表現の自由に含まれる。特定の候補者を当選させる目的で行なわれる選挙運動にはあたらず、誰でも、いつでも行なうことができる(上脇博之教授:NEWSポストセブン)」。
ネット時代の民衆の強力な武器になりそう。さあ誰から始めるか?
まんわ経営労務ホームページ
https://www.manwa55.net/
そんな中でオリンピック開催などと、国民の生命を危険にさらしてまで開催する必要があるのだろうか。
それにしてもこの菅政権、一体誰のために、何をやろうとしている政権なのか。
今必要なのは、国民の生命を一人でも多く護るために、一日も早くワクチン接種を拡げて行くことではないか。
そのためにはオリンピックの延期か中止をすぐに決めて、国の全精力をコロナ収束に注ぐことが最優先だろう。
にもかかわらず、高額接待で収賄の疑念を持たれた官僚を官邸スタッフとして堂々と使おうとしたり、正に民意を軽視した傲慢さ。
しかも記者会見で少し厳しい質問が出ると直ぐに切れる「短気」さ。
どう見ても今の日本を託せるリーダーとは思えない。
「権力の恐ろしさを知らない人間が権力を振るうことほど恐ろしいことはありません」。
元裁判官で参院議長を務めた江田五月氏の言葉だ(AERAdot.)。
確かに日本では、国民が直接総理を選ぶことは出来ないが、次の選挙ではしっかりと国民の方をを向いた政権を選びたい。
そのためには、憲法学者の上脇博之・神戸学院大学法学部教授が指南する「落選運動」こそ弱者の唯一の武器になるかも知れない。
即ち「落選運動とは、政治家の問題ある言動を取り上げて“こういう人は次の選挙で落選させよう”と国民に伝える表現活動であり、憲法の言論、表現の自由に含まれる。特定の候補者を当選させる目的で行なわれる選挙運動にはあたらず、誰でも、いつでも行なうことができる(上脇博之教授:NEWSポストセブン)」。
ネット時代の民衆の強力な武器になりそう。さあ誰から始めるか?
まんわ経営労務ホームページ
https://www.manwa55.net/