2021年10月

2021年10月30日

衆議院選挙

10月24日は参議院補欠選挙の投票日、一週間後の31日は衆議院の投票日。
しかも期日前投票の期間が参議院と衆議院の二つがかぶっているので、一体どちらの選挙の投票をしているのか、迷ってしまいそうだった。

それにしても今回の衆議院選挙、何が争点なのかよく分からなくなった。
菅前総理がコロナの感染拡大のために、どんどん支持率を落として行く8月下旬当時は、政府のコロナ対応の是か非かで信任を問うために一日も早い衆議院の解散が求められた。
しかし、タイミング良く、自民党の総裁選が始まり、菅内閣はリセットされ、しかもコロナ感染者数が何故だか分からない理由でどんどん減って行った。
お陰で国民有権者は、菅内閣当時の政府批判の理由を失念し、自粛制限緩和をもろ手を挙げて賛成し喜んでいる。
こんな状況下で選挙となれば、政権与党の支持者が多くなるはずで、よもや政権与党が負けるはずは無いと、普通は思うが如何か。

それにしても日本国の新しいリーダーの岸田総理、果たしてリーダーにふさわしい人物なのか。
この方も安倍元総理と同じ3代目の世襲政治家である。
別に世襲政治家を悪く言うつもりは無いが、地盤、看板、カバンの三つを親から受け継ぐ政治家と、自前で「地盤・看板・カバン」の3つを揃える政治家の苦労の度合いは、天と地ほどの差があるだろう。
それをやったのが菅前総理だったのだが、残念ながらコミュニケーション能力に劣ったために短命政権に終わった。

さて、今回の衆議院選挙は何が目的なのか。
恐らく自民党議員にしてみれば、これまで通り、政権与党としての「既得権益」を守り、選挙に勝つための3バンを更に強化すること。



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2021年10月23日

換気扇

先週末、およそ1年と8か月ぶりに夜の街で会食。
メンバーは3名だったので、会食のルールは守っている。

それにしても外で飲むビールは格別だ。
自宅で飲むビールとは、先ず気分からして違う。

しかし、飲食店の経営者や従業員の方々は、お客の激減で廃業や、退職で、本当に酷い状況だろう。
考えて見れば、自分一人で営業するお店なら、コロナ禍でも上手く営業できそうな気もする。
例えば、焼き鳥屋さんであれば、カウンター席のみで、1グループ4名以内且つ2時間以内にして、お客さんの目の前で焼く。
焼き鳥なので当然換気扇は、カウンター席もカバーできるように大きめの換気扇を設置する必要がある。
これがコロナ感染予防策と思えば、多少設備に費用がかかっても必要経費である。

今や「新型コロナのおもな感染様式が空気感染であることは、すでに世界の専門家の間では、コンセンサスを得た事実」であり、「接触感染は稀である」との論説(英国のネイチャー、ランセットの科学雑誌・米国の疾病管理予防センター)が発表されている(仙台医療センターウイルスセンター長・西村秀一氏著「新型コロナの大誤解」)。
要するに、空気中のエアロゾルを吸引する「換気扇」が備わっていれば、先ずは予防策として合格。「経営者は、風通しの良さを意識して営業しましょう。またお客さんは、店に入ったら先ず換気を確認しましょう(同著)」。

この換気扇重視の予防策は、ラーメン屋さんや焼肉屋さんにも適用できるはずで、「換気してます」のフレーズは、お店の宣伝文句にもなる。
いわゆる専門家の主張だけに振り回されないこと。
「学は殖なり」の中国古典の言葉もある。勉強して損は無い。



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2021年10月16日

歩く

気持ちの良い快晴の日が続いた。朝晩は涼しく、日中は少し暑いが、残暑とまでは行かない。
お日様に当たるのが気持ち良くて、自宅近くの河川公園を散歩したり、私の事務所のある田町商店街の周りを用事も無いのにぶらぶらしてみたり。
とにかく、折角お日様に当たれる天気なのに、やり過ごすのは「もったいない」ではないか。
コロナ対策で自身の免疫力を高く維持するためにも、股関節が痛くならない程度に歩く(私事だが、一時整形外科に通院したこともある。今はだいぶ良くなった)。
お陰でここ数日、夜の寝つきが良い。

そもそも歩くことが健康に良いのは自明のこと。
例の町医者長尾和宏医師も歩くことを勧める著書を5冊も出しておられる。
その中で「5〜10分間の屋外歩行を一日3回だけでもいい。公園や河原をフィットネスセンターと考えて『ちょこまか歩き』する習慣をつけなさい」(長尾医師の著書「歩くだけでウイルス感染に勝てる」)と。

ここまで書いたところで、「首都圏直下震度5強」の地震の報が。10月7日午後10時41分頃東京23区では、10年前の東北大震災以来の強い地震。
電車は止まり、タクシーも拾えない状況で、10年前の再現のようだ。
頼れるのは自分の足だけ。
日頃の歩行訓練の成果の見せ所となった人も居ただろう。

「『今後30年の間に70%の確率で南海トラフ地震が起きる』と言われて以来、10年が過ぎました。今やいつ起きても不思議ではありません。首都圏から九州までの太平洋側で6千万人が被災すると試算されています。コロナ後にはコロナ以上の危機が待ち構えています(丹羽宇一郎著「会社がなくなる」)」。

次は震災、気が抜けないね。


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2021年10月09日

シャムズ

前回NHKの報道に対し、強く批判させてもらった。
少々過激かなとは思いつつも、あれでも自制しながら書いたつもりだが、もしかすると私のメンタルもコロナ怖い怖い病の影響を受けているのかも知れない。

話はコロナに戻るが、今読んでいる本は自称町医者、長尾和宏医師の「ひとりも、死なせへん」という本。
長尾医師が書かれた日記(2020年1月31日から2021年8月4日)を基に編集されている。
今2020年8月18日の分まで読み進めたが、とにかく現場のリアリティさが新鮮で面白く、しかも勉強になる。
実態はこうなのかと目から鱗が落ちる話が一杯。
とにかく凄いお医者さんだ。

例えば8月1日の日記には、南多摩病院の國松淳和医師提唱のシャムズ(CIAMS)と呼ばれる症状について警告している。
少し長くなるが紹介したい。
「シャムズとは、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、環境の変化に適応できず、精神状態が知らず知らずのうちに変わってしまっている現象のこと。
この春あたりから、突然ハイになったり、不安を口にするようになったり、暴言を吐くようになってしまった人。
例えば、微熱が出るようになった、動悸が続く、最近突然新しいことを始めた。
感情的になった、相手の行動を逐一批判するようになったなどの症状があり、(中略)多くの場合、煽られるような報道、SNSなどに過度に感化されることにより発症する。
(中略)シャムズの一番の治療は、テレビを見ないこと。
そう言うと怒り出す人は、すでにシャムズである。
外来にも在宅診療にも、そんな人がたくさんいる」(以上、同著160頁)。

長尾医師いわく、「外に出て歩いてください」。


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2021年10月02日

NHK

夜7時のNHKニュースを私は、毎日欠かさず見ている。
NHKニュースの愛好家の一人と自認しているが、近頃この番組のスタンスが、政権色が濃くなったような気がして余りスッキリしない。

このNHKの変化が特に気になりだしたのは、クローズアップ現代という番組で国谷裕子キャスターが、当時の菅官房長官に打合せ以外の突っ込んだ質問をしたために、官房長官をいたく立腹させた頃からだ。
その頃からNHKの政権への配慮が従前よりもさらに強くなったように感じる。
要するに、NHKは菅総理に忖度していたと言っても良い。
しかし、忖度する相手が菅総理から岸田総理に替わり、新しい岸田政権に対し、NHKがどんなスタンスを保持するのか予想できないが、押しなべて腰砕けの日本のメディアには、余り期待しない方が良いだろう。

それにしても私の楽しみの7時のニュースが、ここ1ヵ月近く毎日毎日自民党総裁選挙の話題で独占されていた。
自民党の候補者4名の動きをいちいち丁寧に報じていたが、正直そこまで毎日報道する必要があったのか大いに疑問だ。
お陰で自民党の支持率は10%近く上がった。

メディアにたっぷりPRしてもらった自民党、この勢いで11月の衆院選は圧勝間違い無し。
正に絶体絶命の自民党は、NHKニュースに救われた。
当分の間は新政権もNHKには頭が低いだろう。
確かに総裁選のニュースの後に必ず野党の動きも報じていたが、これは後々視聴者から文句を言われないためのアリバイ作りに思えた。

望むらくは、国民から受信料を徴収し運営するNHKは、明らかに政権寄りと思われる報道は極力抑制し、政権とは常に一定の距離を保って居て欲しい。


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