2022年07月02日
良識人
参議院選挙の投票日は7月10日だ。うっかりして忘れ無いように、期日前投票を済ませると安心。
さて今回の参議院選挙、盛り上がっていないようだ。
そもそも参議院議員って何してるの?必要なの?と、疑問の声をよく耳にする。
確かにそうだ。参議院が無くなっても、そんなに大きな不自由は無い。
法律の成立に少し時間がかかる程度かな。
しかも一度選挙で当選すると任期は6年、6年間は身分が安泰だ。
いつ解散するか分からない衆議院とは緊張感が違う。
しかし、改めて「参議院の存在意義」をネットで調べると、少し旧いが、2015年9月18日の日経新聞の記事に当たった。
それは、「第二院である参院には衆院とは別の役割が期待されているはずだ。
それは『良識の府』や『再考の府』といった言葉であらわされている」と。
さらにこの記事は、「参議院は、衆議院と一緒になって政争をこととするようであっては、第二院としての存在価値はなくなると思う」という「真実一路」や「路傍の石」で知られる作家・山本有三が書いた、無所属の議員の会派「緑風会」の結成趣意書の一節を紹介している。
要するに参議院の議員に求められる資質は、党派を超えた「良識」そのもの。
いわゆる「良識人」こそが、参議院の議員にふさわしいという訳だ。
確かに理想はそうだが、現実的には先ず無理。そもそも「良識」とは、日本大百科全書によれば「物事を正しく判断する能力。時として理性と同一視される」とあるように、物事の本質を理解し、理性的な判断ができる能力のこと。
しかし、残念だが良識人に永田町の空気は耐えられないだろう。
故に参議院の改革は先ず無理、それでも投票には行こう。
まんわ経営労務ホームページ
https://www.manwa55.net/
さて今回の参議院選挙、盛り上がっていないようだ。
そもそも参議院議員って何してるの?必要なの?と、疑問の声をよく耳にする。
確かにそうだ。参議院が無くなっても、そんなに大きな不自由は無い。
法律の成立に少し時間がかかる程度かな。
しかも一度選挙で当選すると任期は6年、6年間は身分が安泰だ。
いつ解散するか分からない衆議院とは緊張感が違う。
しかし、改めて「参議院の存在意義」をネットで調べると、少し旧いが、2015年9月18日の日経新聞の記事に当たった。
それは、「第二院である参院には衆院とは別の役割が期待されているはずだ。
それは『良識の府』や『再考の府』といった言葉であらわされている」と。
さらにこの記事は、「参議院は、衆議院と一緒になって政争をこととするようであっては、第二院としての存在価値はなくなると思う」という「真実一路」や「路傍の石」で知られる作家・山本有三が書いた、無所属の議員の会派「緑風会」の結成趣意書の一節を紹介している。
要するに参議院の議員に求められる資質は、党派を超えた「良識」そのもの。
いわゆる「良識人」こそが、参議院の議員にふさわしいという訳だ。
確かに理想はそうだが、現実的には先ず無理。そもそも「良識」とは、日本大百科全書によれば「物事を正しく判断する能力。時として理性と同一視される」とあるように、物事の本質を理解し、理性的な判断ができる能力のこと。
しかし、残念だが良識人に永田町の空気は耐えられないだろう。
故に参議院の改革は先ず無理、それでも投票には行こう。
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