2026年01月17日

苦しみをも微笑みに

今週も中村天風翁の名言から引用させてもらいます。

「悲しいことやつらいことがあったとき、すぐ悲しんで、つらがってちゃいけないんだよ。
そういうことがあったとき、すぐに心に思わしめねばならないことがあるんだ。
それは何だというと、すべての消極的な出来事は、我々の心の状態が積極的になると、もう人間に敵対する力がなくなってく心ものだということなんだ。
だから、どんな場合にも心を明朗に、一切の苦しみをも微笑みに変えていくようにしてごらん。
そうすると、悲しいこと、つらいことのほうから逃げていくから。
人の運命というものは、油断すると、常に本能と手を組んで歩こうとしているものなんだ。
そして、消極的な出来事は絶えず、不用意な人々の周囲を徘徊してるんだよ。
だから、運命の力をほどよく制御したかったならば、自己の本能の分別ない行動を正しく制御しなきゃならない。
苦しいとか悩ましいとかいうのは、みんな本能の踊り子に自分の心がなっていたための結果だよ。
(中村天風 ほんとうの心の力)」。

特に日照不足となるこの冬場は、意識して。


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2026年01月10日

ロシアと熊

昨年は連日クマ騒動で、改めてクマの怖さを教えられた。
ロシアと熊をAIで検索すると、「ロシアと熊は、その強さや威厳から国の象徴として深く結びついており、風刺画やマスコット、民話にも登場します。ロシアにはヒグマが多く生息し、特にカムチャツカ半島などはクマの楽園として知られ、人を襲う危険な側面と、自然の象徴としての存在感の両面が語られている」とのこと。

子供に人気のクマのプーさんや熊本県のくまモン。
これからの幼児教育はどう変化するのか、それとも変化させないのか、注意して見て見よう。

それにしても、野蛮が当たり前の世の中になるのか、益々平和が遠ざかりそうだ。
戦争放棄の日本、前途多難な一年が始まった。


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2026年01月03日

幸福というものは

新年あけましておめでとうございます。

さて、つい今しがた、大学時代の友達から、私の送ったお歳暮のお礼電話があった。
御礼かたがたお互いの近況報告も済ませてしまう。
この友達は、フル・マラソンを走ったり、スキーの講師をやったりのスポーツマンで、年齢の割に若く見える。
しかも、社交的で誰からも好かれる性格のように見える。
しかし、ここで待ったをかけるのは、「中村天風」先生だ。

そこで天風語録から一部引用させてもらう。
「幸福というものは、決して、現在の自分の環境が変わったとか、あるいは富の程度が変わったからということで感じるものではない。なぜかと言うと、幸福というものは客観断定にあらずして、主観の断定にあるからです。はたからどんなに幸福そうに見えてもそれは幸福とは言えないんですよ。本人がしみじみ、ああ、私は幸せだとおもえないかぎりは、本当の幸福を味わうことは出来ない。それはちょうど、はたから見て、あの人間はお金がありそうだな、と見えても、本人に金がなければ何もならないでしょう。はたから見て、あの人間は丈夫そうだな、と見えても、本人が丈夫でなけれ何もならないのと同じことです。はたから見て、どんなに幸福そうに見えても、あなた方の精神生命の在り方が、根本的に切り替えられないかぎりは、幸福は来ないのであります」(以上、中村天風「ほんとうの心の力」)。

どうぞ本年もよろしくお願いいたします。


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2025年12月29日

本当に大切なもの

今週も続けて「中村天風」先生によるお話しです。

古代神話です。
昔、悪魔がある町に現れて、「今日から、お前たちのものをすべて俺は奪い取ることにする。しかし悪魔にも情けはある。明日までに残しておいて欲しいものを一つだけ書き出せ。それ以外のものは一切、俺が奪い去るからな」と言い残して、悪魔はひとまず立ち去った。
さあ町の人はてんやわんやの大騒ぎ。「俺はお金だ」「俺は食い物」「私は家だ」「私は宝石よ」「私は名誉だ」と、それぞれが色々なものを書き出した。
あなたならどうする?
悪魔は一つだけしか見逃してくれない。

さて一夜明けてみると、その町には、たった一人の人間だけしかいなくなっていたそうだ。
もうわかったね。
金だ、家だ、やれ宝石だ、やれ何だと書きだした人々は、一番肝心な「命」を忘れていたんだね。
たった一人だけが「命」と書いていたので生き残ったというお話です。

金だ、家だ、仕事だ、名誉だ、愛だ、って、確かにみんな大切なものではありますが、命あってのものでしょう。
それ以外は所詮は人生の一部でしかないんですぜ。
罰当たりな現代人よ、人生の一部が手に入った入らないで、悩んでいないか、、、」。

いよいよ今宵は、2025年の「クリスマス・イブ」。
クリスマス・イブ(Christmas Eve)を歌う山下達郎先生も大忙し。
これも人生の一部だから。


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2025年12月20日

勇気づける言葉

これまで何度か紹介させて頂いた中村 天風翁(なかむら てんぷう、1876年7月30日 〜 1968年12月1日)。
日本の自己啓発講演家、思想家、ヨーガ行者。実業家、大日本帝国陸軍諜報員、玄洋社社員。
近ごろでは、大谷翔平選手がメジャーに行く前、熟読していたと話題の本が、『運命を拓く 天風瞑想録』(講談社)。
まあ一度読んでみなされ、天風翁がいかに飛びぬけた人物であったかご理解いただけるでしょう。

さて今回は、天風翁の著書「ほんとうの心の力」から一部抜粋してお届けする。

『勇気づける言葉』:相手の言った言葉に引っかからないようにしなさい。わざわざひっかかりにこっちから行くあわてものがいる。とにかく一日の人生を生きるときに、お互いの気持ちに勇気をつける言葉、聞いても何となく嬉しい言葉を言い合おうではないか。人間の気持ちは誠におそろしいものである。たとえば医学上からみればたすからないような病人の枕元に行っても、こちらが元気で積極的態度のときには、その人間の状態がずうっとよくなってしまうものだ。私はそれで、どれほど危篤になっている人間を助けて来たかわからない。「さあ心配するな!俺が来たからもう大丈夫だから、いいか!俺が駄目だといったら覚悟しろ。俺が駄目だといわなければ大丈夫だから!」というとずうっと勇気が出てくるものです。だから私はいつもいう。お互い勇気付ける言葉を使う人が多くなれば、この世は期せずして、もっともっと美しい平和な世界になる」と。

果たしてロシアは美しい国であるのか、或いは中国も美しい国であるのか。


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2025年12月13日

平然自若

週一発行のWIN WIN NEWSに、「暫時休憩」と大きく書いたばかりに、さっそく、わたしの体調を心配され、数名の方からお電話をいただいた。
早朝からお騒がせして申し訳ありません。

そんなときの対処の仕方の一つに、中村天風氏のアドバイスが参考になるかもと思った次第。
以下、ご参考までに中村天風氏のアドバイス。
「なんでもないときは、矢でも鉄砲でも持ってこいという気になるけれども、健康上に故障が有ったり、運命上に少しでもままならないことがあると、そういう場合こそ、より一層心の態度が積極的であらなきゃならないのに、すぐ青菜に塩みたいになってしまう。こういうのを積極的態度というんじゃないんですよ。どんな場合があっても積極的というのは、心の尊さと強さと正しさと清らかさが失われない状態をいうんです。つまり、どんな大事に直面しても、どんな危険な場合に直面しても、心がいささかもそれによって慌てたり、或いは恐れたり、あがったりしない、いわゆる平然自若として、ふだんの気持ちと同じようにこれに対処することができる状態。そういう気持ちになってこそ、はじめて人間として立派な仕事をやりとおせ、自分の人生を立派に生きることができるんです(以上、中村天風氏「ほんとうの心の力」より)。

さて先日来、中国軍機、レーダー照射、台湾問題を巡り、日本と中国の関係が、非常に険悪になって来た。
勿論日本側が、媚びを売る必要は無いが、敢えて硬化する必要もない。
泰然として堂々と構えておれば良いのでは。
但し、これからは日本独自の危機管理体制が必要になりそうだが。


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2025年11月29日

閑話休題

閑話休題という言葉があります。
間で休みを入れようという意味ではありません。
語源とされているのは、中国の明時代に書かれた『水滸伝』。第10章に「しばらく閑話を把りて休題し、ただし正話を説わんや。」(雑談をやめて、本題に戻ろう)という一文が由来です。つまり、閑話休題とは、「ムダ話をやめて、本題に戻しますよー」という主に文章で使われる言葉。
一方、「暫時休憩」という言葉、言葉通りに、しばらく休憩を入れましょうという意味かな。よって、今週は暫時休憩とさせていただきます。


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2025年11月22日

面倒くさい

先週の中頃から風邪で体調を崩し、打合せ予定のお客様に日程変更の連絡をさせてもらった。

考えて見れば、この二十年間で、こんなことは初めてだ。
健康だけには自信があったのだが、やはり年齢を重ねるということは、こういうことなんだろうなあと、少し弱気に。
突然体調に変化が来たりする体調の不安定さも、高齢者の特質に含まれるようだ(わかっているって)。いつまでも若くない、何事も「過信しないこと」(わかっている)。

それともう一つ、高齢者にとって大事な心がけは、「面倒くさい」と思うことをやめること。
「本を読むのは面倒くさい、外出も面倒だし、料理なんて面倒くさすぎ。いつの間にか、何か行動を起こす前に、「面倒くさい」と思うようになってはいないだろうか。これは見逃せない高齢者特有のサインだそうだ。もの忘れは、脳細胞の衰えが原因の可能性もあり、国際アルツハイマー病会議が新指標として発表した「軽度行動障害(MBI)」のチェックリストにもあげられている」。

「とにかく、『面倒くさい』という気持ちは脳にとって大敵。休日は家に閉じこもって、終日、テレビの前でごろごろ。これでは脳に刺激がまったくないので、ドーパミンを始めとする有効な脳内ホルモンは分泌されない。脳の機能も低下し、物忘れも激しくなるという悪循環に陥ってしまう。「面倒くさい」と口に出すのも、頭の中で思うのも、もうやめるようにしよう(「物忘れがなくなる脳の習慣」ホームライフ取材班)」。

常にポジティブで「ワクワク、ドキドキ」して一日を過ごす。
これぞ万病に効く百薬の長だ。


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2025年11月15日

松下政経塾

日本初の女性総理、肯定的評価が高い。
支持率も70%とか80%とか、国民の期待も高い。

総理就任からおよそ3週間、確かによく働く総理だ。
特に衆院の予算委員会対応準備のための午前3時の勉強会は、今まで例がなく、正に『寝る間を惜しんで働く』高市総理の所信表明の言葉通り。
これに対し、いわゆる「ライフ・ワーク・バランス」を推進する立場にありながら、もってのほかだ、という批判もある。
しかし、これまでの総理は主に「高級料亭通い」に励む方が多かったのと比べ、午前3時からの勉強会とは、高市総理の本気度が新鮮に受け止められた上での高支持率なのだろう。

それにしても高市総理の勉強家振りはつとに有名で、料亭での食事会より自宅学習を好むそうだ。
さすがに松下政経塾出身者は違う。
初めて耳にするかも知れないが、松下政経塾とは「実業家として成功を収めたパナソニック創業者松下幸之助氏が、次代の国家指導者を育成するべく1979年6月21日、私費70億円を投じて神奈川県茅ヶ崎市に設立した公益財団法人である。
国家百年の大計を掲げ、「真に国家と国民を愛し、新しい人間観に基づく政治・経営の理念を探求し、人類の繁栄幸福と世界の平和に貢献する」人材を育成すること。入塾後は塾内の寮で集団生活を送りながら、4年間に渡り研修や実践活動を行う。在籍中は毎月20万円の「研修資金」が給付され、各自の活動計画に基づいた「活動資金」が別途支給される(以上、ウィキペディア参照)」。

松下政経塾出身の総理は、立憲民主の野田佳彦氏に次いで二人目だ。
はたして理想の政治の姿を示せるか、国民の多くが期待している。


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2025年11月08日

天敵

まるでクマを相手の戦争の様相を呈して来た。

連日クマとの戦いに翻弄される。
「岩手県北上市で10月17日、温泉従業員の男性の遺体が発見され、そばにいたクマ1頭が駆除された。県内のクマによる人身被害が過去に例のないレベルに達している。10月17日、北上市和賀町岩崎新田の山林で男性の遺体が発見され、そばにいた約1.5mのクマが猟友会によって駆除された。現場からほど近い温泉では、前日の16日に露天風呂の清掃作業をしていた60歳の男性従業員が行方不明となり、現場からは血痕や動物の体毛が見つかっていた。21日になって、遺体は16日に行方不明になっていたこの男性従業員だと判明した。司法解剖の結果、首や背中などに大きな損傷がありクマに襲われ死亡したと断定。遺体や現場の状況から男性はクマに山林まで連れ去られたとみられている。さらに、8日にも同じ北上市内で、この現場から約2km離れた山林でクマに襲われた別の男性が遺体で発見されている(以上、FNNプライムオンライン)。

クマの生態に詳しい森林総合研究所の大西尚樹さんは、こうした事態について
「完全にフェーズが変わったという印象。普通ではない、まれなケース」と危機感を示している。
特に懸念されるのは、クマの行動パターンの変化である。
大西さんは「クマが食べるために人を襲ったことが確定したわけではないけれど、『今まで大きくて怖いと思っていたけれど、意外と簡単に人間は倒せる』と覚える。すると『食べるために狙う』という発想を持ってしまう」。

これまではクマの天敵は人間だったが、人間なら簡単に襲えることを学習したクマに天敵は居なくなる。
人間は大丈夫か?


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