2012年02月
2012年02月25日
よく遊び、よく学べ
先日NHKのニュース番組の中で、「ソリに乗って滑るカラス」の動画を紹介していた。
本当にカラスが瓶のフタのようなモノに乗って、雪の積もった屋根の斜面を滑降している。
それも一度じゃなくて、何度もやっている。
驚くやら、可笑しいやら。
雪の上をソリで滑って遊ぶのは、どうも人間だけじゃないようだ。
「でも動物の遊びは短時間しか続かない。人間はその気になれば10年でも一日中遊んで過ごせる」(野口悠紀雄『超』発想法)。
勿論食べることが保障された上でのことだろうが、他の動物と異なるのは、その好奇心が継続するという点。
そして遊びに限らず、仕事や勉強に集中(力)が必要なことは、分かり切っているが、世の中で天才と呼ばれた人たちの集中力は、やはり半端じゃないようだ。
例えば著名な数学者ガウスのエピソード。ある問題に集中していたとき、医者が「奥さんが二階の寝室で危篤状態だ」と告げたとき、ガウスは式から目を離さず、「もう少し待つように言ってくれ。あと少しでこの問題が解けるから」と言ったそうだ。
また「プリンシキピア」を執筆中のニュートンは、仕事に没頭して、準備された夕食を食べるのを忘れたり、訪ねて来た友人を忘れて仕事に集中していたそうだ(野口悠紀雄:同著)。
私にも子ども時代に、近くの空き地で野球まがいの遊びに興じていて、気がつくと日が落ち暗くなっていた程度の経験は何度もある。
要するに人間とカラスの差は、長時間「遊び(仕事)に浸かれる集中力」にあるようだ。
野口悠紀雄氏いわく、「良い仕事をしようと思えば、どこに居ても常にその仕事の事を考え続ける。二つの仕事に同時に取り組まない」こと。
まんわ経営労務ホームページ
http://www.manwa55.net/
本当にカラスが瓶のフタのようなモノに乗って、雪の積もった屋根の斜面を滑降している。
それも一度じゃなくて、何度もやっている。
驚くやら、可笑しいやら。
雪の上をソリで滑って遊ぶのは、どうも人間だけじゃないようだ。
「でも動物の遊びは短時間しか続かない。人間はその気になれば10年でも一日中遊んで過ごせる」(野口悠紀雄『超』発想法)。
勿論食べることが保障された上でのことだろうが、他の動物と異なるのは、その好奇心が継続するという点。
そして遊びに限らず、仕事や勉強に集中(力)が必要なことは、分かり切っているが、世の中で天才と呼ばれた人たちの集中力は、やはり半端じゃないようだ。
例えば著名な数学者ガウスのエピソード。ある問題に集中していたとき、医者が「奥さんが二階の寝室で危篤状態だ」と告げたとき、ガウスは式から目を離さず、「もう少し待つように言ってくれ。あと少しでこの問題が解けるから」と言ったそうだ。
また「プリンシキピア」を執筆中のニュートンは、仕事に没頭して、準備された夕食を食べるのを忘れたり、訪ねて来た友人を忘れて仕事に集中していたそうだ(野口悠紀雄:同著)。
私にも子ども時代に、近くの空き地で野球まがいの遊びに興じていて、気がつくと日が落ち暗くなっていた程度の経験は何度もある。
要するに人間とカラスの差は、長時間「遊び(仕事)に浸かれる集中力」にあるようだ。
野口悠紀雄氏いわく、「良い仕事をしようと思えば、どこに居ても常にその仕事の事を考え続ける。二つの仕事に同時に取り組まない」こと。
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2012年02月18日
精一杯生きる
先日友人に薦められて「がんの幸せな受け入れ方」という本を読みました。
著者は、朝日俊彦さんという終末医療の専門医で、20数年以上前から、がん告知を100%行う医師として、全国的に有名な方だそうです(2009年12月30日没)。
その方自身が末期がんを患い、その実体験を通し、患者の立場で「がんは幸せな病気である」という信念をさらに強くして、多くの方々にその思いを伝えるためにこの本を執筆したそうです。
近頃、私の身近な人たちが、がんを患ったり、あるいはがんで亡くなったりすることに出遭う場面が多くなりました。
改めて人間の命に限りがあることを教えられているように感じております。
朝日医師のように、がんを恨まず死を肯定し、生きている(生かされている)間は精一杯生きよう、そんな気持ちで毎日を過ごせたら本当に幸せかも知れません。
かの著名な経営者の土光敏夫(東芝元社長/経団連名誉会長)さんの言葉があります。「毎朝『きょうを精いっぱい生きよう』と誓い、全力を傾けて生きる」という言葉です。
後世に名前が残るような人の心構えは、やはり違いますね。
私も土光さんにあやかって、「この世で過ごせる、限りある時間の中で、毎日を精一杯に生きて、この世でしか味わえそうに無い『達成感』なる喜びをどんどん味わってみよう」とかっこ良く言ってみたいものです。
努力の末に達成した喜び、これがこの世で味わえる貴重な喜び感の一つであることは間違いありません。
そんな気持ちで今朝は、一昨年に他界した母親のお墓の前で、土光さんを真似て「精一杯生きます」と誓ったところです。
世に云う「朝令暮改」にならないことを願うばかりですが。
まんわ経営労務ホームページ
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著者は、朝日俊彦さんという終末医療の専門医で、20数年以上前から、がん告知を100%行う医師として、全国的に有名な方だそうです(2009年12月30日没)。
その方自身が末期がんを患い、その実体験を通し、患者の立場で「がんは幸せな病気である」という信念をさらに強くして、多くの方々にその思いを伝えるためにこの本を執筆したそうです。
近頃、私の身近な人たちが、がんを患ったり、あるいはがんで亡くなったりすることに出遭う場面が多くなりました。
改めて人間の命に限りがあることを教えられているように感じております。
朝日医師のように、がんを恨まず死を肯定し、生きている(生かされている)間は精一杯生きよう、そんな気持ちで毎日を過ごせたら本当に幸せかも知れません。
かの著名な経営者の土光敏夫(東芝元社長/経団連名誉会長)さんの言葉があります。「毎朝『きょうを精いっぱい生きよう』と誓い、全力を傾けて生きる」という言葉です。
後世に名前が残るような人の心構えは、やはり違いますね。
私も土光さんにあやかって、「この世で過ごせる、限りある時間の中で、毎日を精一杯に生きて、この世でしか味わえそうに無い『達成感』なる喜びをどんどん味わってみよう」とかっこ良く言ってみたいものです。
努力の末に達成した喜び、これがこの世で味わえる貴重な喜び感の一つであることは間違いありません。
そんな気持ちで今朝は、一昨年に他界した母親のお墓の前で、土光さんを真似て「精一杯生きます」と誓ったところです。
世に云う「朝令暮改」にならないことを願うばかりですが。
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2012年02月11日
ストローク
エリック・バーンという精神科医が提唱した「交流分析」という心理学理論、日本の精神科治療の現場でも多く活用されています。
その理論の一つに人が生存するために不可欠な「ストローク(感覚刺激)」という考え方があります。
「人がその精神衛生を維持するためには、絶え間ない感覚刺激が必要だ」という理論で、「ストローク」とは「存在認知の一単位」と定義されています。
分かりやすく言えば、日常の声かけや会話など、周囲の家族、隣人、職場の同僚等との人間的なふれあいの量を意味します。
即ち、「自分はひとりぼっちじゃない」という「存在感」を自覚できる周囲からの「刺激」の量ことです。
そのストロークの効果を実証した調査結果が1945年に発表されています。
乳児院で育てられた子どもたちの比較調査で、ある乳児院では、衣食住環境は清潔で快適、おもちゃや学用品も整っている。
しかし、直接世話をしてくれたり、一緒に遊んでくれる子どもどうしの接触は少ないという環境。
もう一方の乳児院では、衣食住環境は数段劣るが、直接世話をしてくれる人や、色んな年齢の子どもどうしで遊ぶ時間も充分あるという環境。
その結果、数年後の追跡調査で、人との接触が少なかった環境で育った子どもの方が、身体的・情緒的問題の発生率が高いことが判明したという調査です。
この調査結果が示すのは、人の存在に対する周囲からの「愛ある刺激」の量が、その人の情緒不安定や心身の病いにまで影響を与えるということです。
正にいじめの「しかと」なる行為がいかに残酷な行為かが分かります。
また逆に、上司から頻繁に褒め言葉をもらえる職場の社員は、間違いなく業績も良好?
まんわ経営労務ホームページ
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その理論の一つに人が生存するために不可欠な「ストローク(感覚刺激)」という考え方があります。
「人がその精神衛生を維持するためには、絶え間ない感覚刺激が必要だ」という理論で、「ストローク」とは「存在認知の一単位」と定義されています。
分かりやすく言えば、日常の声かけや会話など、周囲の家族、隣人、職場の同僚等との人間的なふれあいの量を意味します。
即ち、「自分はひとりぼっちじゃない」という「存在感」を自覚できる周囲からの「刺激」の量ことです。
そのストロークの効果を実証した調査結果が1945年に発表されています。
乳児院で育てられた子どもたちの比較調査で、ある乳児院では、衣食住環境は清潔で快適、おもちゃや学用品も整っている。
しかし、直接世話をしてくれたり、一緒に遊んでくれる子どもどうしの接触は少ないという環境。
もう一方の乳児院では、衣食住環境は数段劣るが、直接世話をしてくれる人や、色んな年齢の子どもどうしで遊ぶ時間も充分あるという環境。
その結果、数年後の追跡調査で、人との接触が少なかった環境で育った子どもの方が、身体的・情緒的問題の発生率が高いことが判明したという調査です。
この調査結果が示すのは、人の存在に対する周囲からの「愛ある刺激」の量が、その人の情緒不安定や心身の病いにまで影響を与えるということです。
正にいじめの「しかと」なる行為がいかに残酷な行為かが分かります。
また逆に、上司から頻繁に褒め言葉をもらえる職場の社員は、間違いなく業績も良好?
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2012年02月04日
国民の信頼
選挙で複数名の候補者の中から議員や首長を選ぶ選挙、もしくは政党名を書いて、いわゆる比例区議員を選ぶ選挙、どちらにしろ自分の考える「ベストな候補者」を選べる制度では無い。
言うなれば「多少ましな候補者」を選ぶ制度に過ぎない。
嫌なら白紙投票か棄権だ。
また今の選挙制度で当選を左右するのは、やはり「知名度」の高低。
そして知名度を高めるにはテレビに出て顔と名前を売るか、あるいは親代々の後援会を世襲する方法が最も効率的で手っ取り早い。
これでは、本当に政治家にふさわしい人物が当選するのは至難の技であり、本当にリーダーになって欲しい人が政治家になれるシステムでは無い。
例えば明治維新当時の西郷隆盛、伊藤博文、松方正義、陸奥宗光などの明治の偉人たちでさえ、今の選挙制度では恐らく落選し、政府の要職には就けなかっただろう。
真のリーダーを選べない現在の選挙システム、政治が国民の信頼を得られないのも必然の理である。
その所為か、現下の日本の国情は、政治に一番必要な「国民の信頼を得ること」が完全に抜け落ちて、全国民が「自分の食い扶持」のことしか考えない「下等動物がうごめくように生活するような状態」(渋沢栄一の「論語講義」)になっているとも言えそうだ。
その論語で、孔子が政治の課題は何かと弟子に問われ、「食糧確保と軍備充実と国民の信頼の3つ」を挙げ、さらに「そのうちの一つを切り捨てるとしたら」との問いに、「軍備だよ」と答え、さらに「残りの二つのうち切り捨てるとしたら」と問われ、「食糧だよ。人間はいつか死ぬ。しかし国民の信頼が無くなれば、国は滅びる」と答えたそうだ。
今や孔子の言葉も過去の戯言?
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言うなれば「多少ましな候補者」を選ぶ制度に過ぎない。
嫌なら白紙投票か棄権だ。
また今の選挙制度で当選を左右するのは、やはり「知名度」の高低。
そして知名度を高めるにはテレビに出て顔と名前を売るか、あるいは親代々の後援会を世襲する方法が最も効率的で手っ取り早い。
これでは、本当に政治家にふさわしい人物が当選するのは至難の技であり、本当にリーダーになって欲しい人が政治家になれるシステムでは無い。
例えば明治維新当時の西郷隆盛、伊藤博文、松方正義、陸奥宗光などの明治の偉人たちでさえ、今の選挙制度では恐らく落選し、政府の要職には就けなかっただろう。
真のリーダーを選べない現在の選挙システム、政治が国民の信頼を得られないのも必然の理である。
その所為か、現下の日本の国情は、政治に一番必要な「国民の信頼を得ること」が完全に抜け落ちて、全国民が「自分の食い扶持」のことしか考えない「下等動物がうごめくように生活するような状態」(渋沢栄一の「論語講義」)になっているとも言えそうだ。
その論語で、孔子が政治の課題は何かと弟子に問われ、「食糧確保と軍備充実と国民の信頼の3つ」を挙げ、さらに「そのうちの一つを切り捨てるとしたら」との問いに、「軍備だよ」と答え、さらに「残りの二つのうち切り捨てるとしたら」と問われ、「食糧だよ。人間はいつか死ぬ。しかし国民の信頼が無くなれば、国は滅びる」と答えたそうだ。
今や孔子の言葉も過去の戯言?
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松原満和
MATSUBARA MANWA
