2024年11月

2024年11月30日

只より高い物は無い

「一難去ってまた一難」とは、よく言ったもので、兵庫県の斉藤知事さん、今度は「公職選挙法違反」の疑いが生じている。
それも今回の知事選挙で一番のお手柄だったSNSの運営を巡る疑惑で、公職選挙法の買収罪に該当する可能性があるらしい。

SNSを選挙運動に使う手法は、まだまだ新しくて、どんな行為が公職選挙法違反になるのか、素人には理解ができない。
その結果今回のように、真坂(まさか)と驚愕する事態を招く。

私自身、以前は選挙関係の仕事を扱うプロの端くれだったが、いざSNSを利用するとなると公職選挙法との絡みを理解していないので、怖くて手が付けられなかった。

そこで今回のケースは何が問題なのか、公職選挙法に詳しい日本大学法学部の安野修右専任講師の説明記事を紹介する(以下、11/26(火) 2:46配信:テレ朝news参照)。
安野さんいわく
「業者が主体的に選挙運動の企画・立案を行っていた場合、選挙運動にあたる可能性が高い。もし、斎藤氏の陣営が報酬等を支払っていたとしたら、公職選挙法の買収罪に抵触の可能性がある」。
報酬について斎藤知事は、25日の取材で「ポスターなどの製作費として、PR会社に70万円ほど支払った。SNSは、斎藤事務所が主体的に運用し、PR会社の社長はボランティアとして参加した」と話していた。
安野さんは「報酬を受け取るべき業務を無償で行っていたとしたら、寄附行為にあたる可能性があり、 仮に県と利害関係があり、寄附行為をしていたとすれば、公職選挙法199条1項『特定の寄附の禁止』に該当する可能性もある」と指摘。

世間では“只より高い物は無い”と言われますが、ホントですね。


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2024年11月23日

民主主義

先日行なわれたアメリカの大統領選挙や兵庫県知事選挙を見ていて、改めて感じるのは、民主主義とは何ぞやという疑問。

兵庫県で当選した知事本人も自覚していたように、選挙の勝因はSNSを上手く利用できたからだそうだ。
おおかた、すべての選挙は、得票数が1票でも多い方が選挙の勝者で、決められた期間、権力の座に座ることができる仕組みになっている。
これが、いわゆる民主主義のルールだ。

ただし、間違ってはいけないが、決して得票数が多い方が「正しい」訳では無い。
正義は少数者にあることも、ままある。
アメリカにしても兵庫県にしても、決して選挙の勝者が正しくて、敗者が間違っている訳では無いことは理解しているはず。

話が前後するが、日本ではまだまだのような気もするが、話題のSNSとはSocial Networking Service(ソーシャルネットワーキングサービス)の略称で、登録者同士が交流できるインターネットのサービスのこと。
代表的なSNSサービスは、Twitter(X)、Facebook、Instagram、LINE、TikTokなどがある。
そして、SNSが俄然注目されたのが、2010年から2011年(平成23年)にかけてアラブ世界において発生した民主化運動からで、アラブの春(Arab Spring)と呼ばれ、2010年12月のチュニジアでの「ジャスミン革命」から、アラブ世界に波及し、現在も続いている (ウィキペディア参照)。

それにしても今回の兵庫県知事選では投票率が14%も上がったそうで、改めてSNSの影響力を見せつけられたが、どうもSNSを使った選挙手法は偏り過ぎて後味が悪い。


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2024年11月16日

与野党逆転

石破さんお疲れのよう。
国会の様子がテレビ放映されていたが、石破総理がぐっすり寝込んでいるのが、バッチリ写っていた。
そして愉快なのは、その状況を目にした隣席の林官房長官と麻生元総理の表情。
林さんは「えっマジかよ」と驚いた表情で、麻生さんは「何考えてるんだこいつ、いい加減にせえよ」と苦々しい表情。
それにしてもテレビが入ってるのに自分の寝姿を晒すとは、これは度胸があるというより、ただ自分の周囲が見えてないだけのKYでは?
やはり「これ、アウト」じゃない?と野党から必ず突っ込まれる。

もっと凄いのは、今やミスター103万円の国民民主党党首玉木雄一郎氏の不倫スキャンダル。
昨日会見していたが、妻が、妻が、と二言目には「妻が」ばかり、余程妻が怖いらしい。
ともかくこれで玉木氏への信頼は急速に低下するのは間違いない。
記者会見では、妻と関係皆様に何度も陳謝していたが、これで一件落着のつもりではないだろうね。

それにしても今回の衆院選で大敗した与党の議席数が過半数を割り込み、首相指名選挙で与野党が逆転する可能性もあったのに、自民党寄りの維新と国民の反対で、野党の政権奪取がかなわなかった。
それに対し、ジャーナリストの江川紹子さんはXで「首相指名選挙の決戦投票で84票もの無効票が出たことについて、無効票を投じた国民民主党の玉木代表が『野党第1党が野党をまとめきれなかったということ』『野田代表のリーダーシップが問われる』と言うのに驚く」と投稿。
「大事な判断を放棄したことを他者のせいにする。こういう無責任な態度は、理解し難い」と厳しく批判した(11/12(火) 20:06配信 デイリー)。
私も同感。


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2024年11月09日

闇バイト

毎日のように頻発する闇バイト強盗致傷事件。
関東近辺での事件が多いが、油断は禁物。
先だっては、山口県の光市でも発生している(未遂)ので、田舎だから安心という訳には行かないようだ。
SNSなどで募集し、「軽い気持ち」で加担させるが、個人の身分証や実家の情報などを提供させ、逃げ出す人間には、その家族にも害を加えると脅すことで、犯罪組織から抜け出せない手口を用いている(ヤフーニュース6/12)。

我々素人目には、「警察はなぜ検挙できないのか」と歯がゆく、日本の警察への信頼が失われそうだが、お陰で、自宅の戸締りもこれまで以上に注意するようになった。

しかし、なぜこのような事件が、頻繁に起きるようになったのか。
恐らくこの闇バイト強盗も特殊詐欺事件と同様に、バックには反社勢力の存在があるのだろう。
そもそも闇バイト強盗の実行役の多くは20代前半の若者たちだが、大学生はほとんど見当たらない。
何故だろうか。
ある識者は、
「この問題には経済的な背景があることも見逃すことができない。改めて、昨今の『闇バイト』を社会問題、とりわけ貧困問題との関連で考えていく必要もあるということだ」(ヤフーニュース6/12)。
逮捕されたほとんどの実行役の犯人が供述するのは、「お金に困っていた」という言葉だ。
なんと浅はかなと思われるだろうが、背に腹は代えられない状況に追い込まれていたのではないか。
「貧すれば鈍する」という言葉がある、貧乏すると生活の苦しさのために精神の働きまで愚鈍になるという意味だ(デジタル大辞泉)。
正に言葉のとおり、適切な判断ができなくなった結果が、強盗致傷への加担。
今や幼児の母親までが。


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2024年11月02日

金権体質

ここまで自民・公明が負けるとは、正直予想していなかった。

誰かも言っていたが、今回の選挙は、政策論争というより、自民党議員の余りにも酷い金権体質を、有権者が許すか否かが問われる選挙だった。
結果は見事に「否認」。

一般庶民は日々の買い物で、「5円安い、10円高い」と好物も我慢して苦労していると言うのに、政治家の間では、いとも簡単に「2千万円振込んだ」云々の遣り取りが、普通に行われている。そもそも2千万円の原資は、元々国民の税金ではないのか。
自民党の議員になると、そんな貴重なお金を簡単に遣り取りできるようになるのか。
政治家になりたがるはずだ。
だからこそ世襲政治家が増える要因。

裏金問題も金権体質の一部と思われるが、小学館のデジタル大辞泉によれば、「金権体質とは金銭の授受を介することにより利害調整を図る政治的手法が常態化している状態。政治家と企業・団体あるいは政治家間などで、金銭を収受した側が、金銭を提供した側に対して特別な便宜を与えることにより、両者が利益を実現しようとする性質・特徴があること」とある。
しかし、一つ間違えれば、「収賄」や「買収」になりかねず、だからこそ「裏金」の手法が利用されていたのだろう。

今回の選挙は、「野党が準備できないうちにやるのが有利」という自民党の「党利党略」に基づく発想から始まった選挙だが、選挙終盤の2千万円振込が暴露され、正に「オウンゴール」として自民党にとどめを刺した。
しかし、残念ながら与党も野党も過半数に届かず、与党寄りで28議席を有する国民民主党の狡猾な動向が関心を集めている。

それにしても自民党的金権体質、改革するなら今だろう。


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